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囲碁が強くなりたい

囲碁をたしなむ前に感じる疑問


「3年で5級を目標にする」ことは囲碁初心者にとって妥当でしょうか。

囲碁を仲間と楽しむためには5級以上が望ましいです。
5級以上の世界を満喫してこそ、深奥幽玄の趣きを感じることができるでしょう。
では、5級とは。
「アマ高段者に対して置碁で真剣勝負ができます。」
「碁会所に行くと(それなりの棋力なので)歓迎されます。」
「囲碁大会に出場する機会が増えます。」
「初心者を指導する立場となります。」
こんなイメージですね。
実際に私はたくさんの初心者の方を見てきましたが、地道に努力をすれば誰でも3年以内に「5級」まで到達可能です。
ただし、途中で脱落しなければ、という前提ですが。

人と対局する自信がないです。

無理しなくてもいいですよ。
最近のコンピュータの囲碁の実力はプロより強いですから。
碁敵はコンピュータ。
先生もコンピュータ。
それもいいじゃないですか。

良い囲碁の先生の見つけ方は。

正解はひとつでないことを教えてくれる先生が良い。
心の底から「この一手」と叫ぶ先生は見識が狭いのでやめた方がいいでしょう。
囲碁の「戦術」につて本質(考え方)を分かりやすく教えてくれる先生が良い。
「テクニック(手筋、詰碁)」しか教えてくれない先生はやめた方がいいでしょう。
囲碁は知識だけでは打てませんから。

囲碁を打つ人のタイプを分類するとしたら、どんな特徴がありますか。

直観的思考型・・・芸術家タイプ。
ひらめきを軸にイメージを膨らませながら構想を練る人。
論理的思考型・・・コンサルタイプ。
頭の中で仮説と検証を繰り返しながら構想を練る人。

囲碁を始めた人が強くなる前に辞めてしまうのはなぜですか。

理由は3つ。
「身近に囲碁を打つ人がいない。」
「囲碁を教えてくれる先生がいない。」
「囲碁の面白さが分かるレベルまでなかなか上達しない。」

将棋が強い人は、囲碁が早く強くなりますか。

はい。
序盤の構想力は相通じるものがありますし、論理的に詰めていくプロセスは共通性が高いと思います。
特に、詰碁の分野では才能が顕著に現れます。

対局だけで囲碁が強くなることは可能ですか。

高段者の方との対局は棋力の向上、とりわけ戦術を学ぶことに効果を発揮します。
しかし、対局だけではすぐに限界を感じると思います。
簡単な手筋や詰碁を繰り返し学習して身体で覚え、さらに囲碁の考え方の基礎を学ぶことによって、自分で作戦を組み立てられるようになる必要があります。

「ヨミ」に自信がないですが囲碁が打てるようになりますか。

大丈夫です。
「ヨミ」を頼りに打っている人はプロ棋士だけです。
アマは自分の直感を頼りに囲碁を打っています。

「囲碁は難しい」という先入観がありますが。

囲碁は目的が漠然としているので、おもしろさが理解できるまでに少し時間がかかります。

囲碁用語には「いじめる」「殺す」「つぶす」「しめつける」など過激な言葉に抵抗があります。

盤上だけと心得ています。
囲碁は知性の格闘技ですから(笑)。

囲碁にはボケを予防する効果がありますか。

囲碁を続けることで、ボケの進行を遅らせる効果があることは医学的に証明されています。

囲碁って年をとってから始めても上達できるでしょうか。

はい、大丈夫です。
論理的思考は加齢とともに衰えますが、芸術的センスは衰えません。
「詰碁」や「手筋」などの「テクニック」は難しく感じるかもしれませんが、「戦術」「大局観」を鍛えれば高段者になることも夢ではありません。

男性と女性とでは、囲碁ってどちらが強くなりますか。

たぶん囲碁の上達に男女差はないと思います。
競技人口は男性の方が圧倒的に多いです。

性格は囲碁の上達に影響しますか。

個人の性格は囲碁の強さに関係がありません。
強いて言えば、根気強さと、頭の柔らかさが求められます。

囲碁は暗記力が問われますか。

囲碁に暗記力は必要ありません。
構想力、創造力を競い合うゲームです。
自らが軍師となって石を配置していきます。

頭が良くないと囲碁は強くなれないのですか。

学業の成績と囲碁とは全く関係がありません。
芸術的センスと論理的思考、そして洞察力が必要です。


囲碁を学び始めて気づく疑問


「詰碁」が嫌いですが、勉強しなくても強くなれますか。

初級レベルの「詰碁」が、頭の中で瞬時に解ければそれ以上は必要ありません。
もし、初級レベルの「詰碁」でつまずいたのであれば、良い先生を見つけて習うことをお勧めします。
「カタチ(形)(急所)」を理解して、繰り返し解くことで詰碁力は確実に上達します。

囲碁の陣地(地)の定義が分かりません。

白石で囲っている場所は「白地」、黒石で囲っている場所は「黒地」です。
この程度の認識で大丈夫です。
そもそも正確に地を定義することなどアマ高段者でも無理な話です。
だから囲碁初心者の方に「地とは何か」について説明することはできません。
あまり厳密に考えずに「なんとなく」でスルーしてください。

囲碁って、どうなったら対局が終わりますか。

両方の対局者がそれぞれ「パス(着手放棄)」したら終局となります。
つまり、どちらか片方でも「パス(着手放棄)」しなければ、対局は継続することになります。

囲碁の勝敗はどうやって決まりますか。

終局(両対局者が着手放棄)したとき、白地と黒地をそれぞれ計算して多い方が勝ちとなります。

囲碁って、どこに打ったらいいか分かりません。

どこに打ってもいいです(笑)。
「陣地を効率良く囲うこと」を目指して打っていきます。
決まった打ち方があるわけではありませんが、自分の得意なパターンを決めている人が多いです。
囲碁を始めたばかりのときは見よう見まねで打ってみて、徐々に考え方を理解していくことをお勧めします。

「碁盤全体を見なさい」って言われてもどうしていいか分かりません。

瞳を閉じて背筋を伸ばしてゆっくり深呼吸することです。
心を落ち着かせて、視点をリセットすると、発想が転換できます。

囲碁の「気合」って何ですか。

相手の目論見に惑わされず、自分の意思を貫くことです。

囲碁を勉強すればするほど勝てなくなりました。どうしたら良いでしょうか。

対処法は2つ。
「今まで暗記したことをすべて忘れてください。」
「序盤は意識して相手の石にくっつけないように打ってください。」

プロ棋士が打った手を真似したら、高段者の方に悪手と指摘されました。

プロ棋士の着手(打つ手)を真似するのではなく、構想(考え方)を学んでください。

囲碁の勉強法でプロ棋士の棋譜を並べることは有益でしょうか。

ただ石を並べるだけでは全く効果がありません。
次の一手を自分で考え、変化図を作りながら並べて初めて価値があります。
「並べる」とは「研究する」というニュアンスに近いです。
上級者向けの「戦術」勉強法です。
NHK杯テレビ囲碁トーナメントのように解説を聞きながらでないと、プロの対局を理解することは難しいと思います。
ですから、ビデオに録画して何度も繰り返し見ながら並べることをお勧めします。

囲碁では何手先まで「ヨミ」が必要ですか。

初級レベルの「手筋」「詰碁」が、頭の中で瞬時に解ければ「ヨミ」は必要ありません。 (正解を暗記しては実戦で応用できないのでダメです。)

囲碁の「戦術」はどうやって学べば良いですか。

高段者の方と対局して、見よう見まねで、失敗を繰り返しながら構想力を学びます。
「テクニック」と違って、独学では理解することが難しいです。

囲碁において「布石」と「戦術」の違いは何ですか。

「布石」・・・将来のために備えて配置する石
「戦術」・・・明確な意図がある打ちまわし

囲碁の「定石」はいくつぐらい知っておけばいいですか。

数の問題ではありませんし、そもそも暗記してはいけません。
「定石」の勉強とは、「定石」が完成するまでの手順(過程)を繰り返し納得がいくまで検証してください。
たぶん高段者の方の助けを借りないと難しいと思います。
まずは「どうしてこの手順になったのか」を理解してください。
次に「どんな場面でこの定石を選択すれば良いか」について理解を深めてください。

囲碁の「形」とか「スジ(筋)」とは何ですか。

囲碁の「形」とか「スジ(筋)」とは、自分の石が「愚形」(非効率な石の配置)になることを未然に防ぐ(相手の石を「愚形」に導く)要衝となる着点であり、また、「攻め」や「シノギ」、「眼形」(活き死に)、「勢力」の要衝となる着点のことです。

囲碁がなかなか上達しないのですがどうしたら良いですか。

「大場」と「急場」、「大場」と「ダメ場」の関係性が良く分かっていない場合は「戦術」の勉強を。
「形」や「スジ(筋)」について理解力が不足している場合は「テクニック」の勉強をしてください。

囲碁の上達に必要な要素は何ですか。

囲碁の上達に必要な要素は3つ。
「戦術」・・・碁盤全体を俯瞰しながら作戦を考える軍師としての技術。
「テクニック」・・・部分的な「カタチ(形)」「スジ(筋)」を見極める技術。
「大局観」・・・碁盤に配置された石の全体像を把握して、情勢や形勢を分析する能力。

囲碁には「定石」「手筋」「死活」など、学ぶことがたくさんありますが、すべて覚える必要がありますか。

囲碁では全体を俯瞰する「戦術」と部分的な「テクニック」を駆使して戦います。
「定石」「手筋」「死活」は部分的な「テクニック」に分類されます。
「テクニック」は囲碁用語で「形」とか「スジ(筋)」と言います。
「定石」「手筋」「死活」は無限に存在するものであって、そもそも暗記してはいけません。
その中に含まれる「形」や「スジ(筋)」を理解するための教材にすぎません。

囲碁の対局中、何を考えているのですか。

考えている時間はごくわずかです。 消費している時間の大半は「悩んでいる」か「迷っている」か「さっぱりわからない」のいずれかです。

普段はどこで囲碁を打っているのですか。

碁会所や囲碁サークル(公民館、文化センター等の部屋を借りて対局)、職場のクラブ活動、または、インターネットでの対局が主流のようです。

囲碁の段級位はどうやって決まるのですか。

一般的には、碁会所や囲碁サークルの席亭や高段者から、その集団の中だけに適用される仮の段級位が与えられます。
だから、碁会所ごとに違う段級位になります。
正式な段級位を取得するためには「段級位認定大会」に出場し、一定の成績を収めなければなりません。
インターネットが普及した昨今、ネット対局が盛んに行われていますが、日本棋院が運営する「幽玄の間」は世界中の人が同じ基準で認定された段級位で対局する画期的な試みで、特に有段者からプロ棋士に至るまで絶大な人気を博しています。
認定された段級位をそのまま日本棋院へ申請すれば免状が交付(有料)される仕組みになっています。
しかし一方で、「幽玄の間」の棋力認定は非常に厳しく、実社会のローカルな段級位とは現実離れしていることも事実です。

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